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ティアックの医療業界への取り組み

LV200

ティアックは1953年の創業以来、「記録・再生」を主たる事業領域として社会に貢献してまいりました。1992年より医療現場で使用する医用画像レコーダーの販売を開始、以来20年以上に渡り医療業界に製品を提供しています。

 

MV200[MV前機種]医療現場では、検査映像や処置映像を説明、教育、学会発表などに活用することが一般化しており、各種映像を確実に記録し、再生することが不可欠です。ティアックは、ますます高まる医療現場での映像記録のニーズを満たすために、「記録機能」については、確実さと作業者の操作利便性を重視、また「再生機能」については、説明や教育現場で記録映像をわかりやすく伝えることを目指して、日々研究開発に取り組んでおります。さらに製品単体の機能向上にとどまらず、画像の編集・ファイリングシステムの開発や、他社システムとの連携にも注力しています。

また記録メディアにつきましても、80年代には記録可能 Laser Disc、90年代にはMOディスクを採用、その後記録サイズの大型化に伴い DVD-RAM 、そして現在ではSDカードなど、その時代ごとに最適なメディアを採用し、医用画像業界に貢献してまいりました。現在は、静止画および動画の医用画像レコーダーを内視鏡、超音波診断装置などのモダリティメーカー様や医用画像システムのインテグレーター様に販売いたしており、記録した画像を単純に記録するだけでなく、医用画像管理サーバーへ転送する機能を持たせたレコーダーを主に提供しております。

 

販売実績は、OEM含め全部で30機種、計3万台を超えており、今後もさらに医用画像業界の発展のため記録映像の用途に合わせた使いやすさを意識した新たな製品を開発し、ご提案してまいります。

 

ティアックブランドの歴史
1992年  JPEG 静止画レコーダーSV-100M(3.5インチMO使用)販売開始
モノクロビデオプリンターに変わるレコーダーとして登場
1997年  Motion-JPEG 動画レコーダーDV-500(3.5インチMO使用)販売開始
1998年 欧州向け 静止画レコーダーMV-300P PAL を販売開始
2002年 動画レコーダーDV-700 MPEG-2(DVD-RAM 使用)を販売開始
2005年 静止画レコーダーMV-H10 HD (DVD-RAM 使用)を販売開始
2009年 静止画レコーダーMV-10XH HD (内蔵HDD、SDカード)を販売開始
2011年 高解像度医用動画レコーダー UR-50BDを販売開始
2012年 静止画・動画レコーダー MV-3CS(内蔵HDD/SDカード)を販売開始
2013年 HD動画・静止画レコーダー MV-3CH(内蔵HDD/SDカード)を販売開始
静止画・動画対応 DICOM GATEWAY MV-3CS-Dを販売開始
2014年 HD 静止画・動画対応 DICOM GATEWAY MV-3CH-Dを販売開始

メディカルビデオレコーダー UR-4MDを販売開始

2015年 組み込み型基板 レコーディングボードソリューションを販売開始

手術動画管理・編集ソフトウェア SURGE ONE 発売予定