手術室の映像記録へ特化した
ティアックの手術室映像システム

手術室には、モニターを始めコードで繋がれた映像機器が多く設置されています。手術映像システムレコーダーUR-4MDは、腹腔鏡や手術映像モニターの映像ケーブルをUR-4MDにつなげて、電源を入れるだけで自動的に最適な入力/出力映像を検出·設定し、手術映像の記録が可能な手術映像システムです。また映像ケーブルが複数繋がれた状態でも入力されている映像信号を検出し、モニターへ映し出します。手術映像システムを活用すれば余計な設定作業は必要なくなります。

脳神経外科など繊細な施術作業が続く手術では、手術室で長時間の施術となることも珍しくありません。また腹腔鏡を使用した低侵襲の手術が増えることで、患者さんの負担は減るものの、手術時間は長くなる傾向にあります。手術室での長時間の動画記録を可能にするため、手術映像システムレコーダーUR-4MDは500GBのハードディスクを内蔵し、10時間を超える手術映像も全て記録します。4K手術映像の記録に対応しているUR-NEXT 4はさらに容量の大きい2TBの内蔵HDDを搭載し、より長時間・容量の大きな動画データの記録も可能にしております。その他にも、外付けのUSBハードディスクの接続にも対応しており、最大2TBの外部ハードディスクへ手術映像の記録が可能です。HDの最高画質でも約180時間の記録が可能な手術映像システムとなっています。

日々手術室で行われる手術を記録した動画データは、単なる手術室の記録にとどまらず、今後の医学発展を実現するための資産にも成り得ます。そんな貴重な映像データをより確実に記録するために、手術映像システムレコーダーURシリーズでは内蔵HDDと外付けUSB記録メディアでの同時記録を採用しています。カメラから入力された映像信号は、URシリーズに内蔵されているHDDと外付けのUSB記録メディア2つの媒体に同時に手術映像が記録されていきます。記録用のUSBポートは2つ搭載されているので、最大で3つの記録媒体に同時記録します。手術映像システムレコーダーURシリーズは、万が一どこかの記録メディアに不具合が生じても他の場所に手術映像データは保管され、より確実な手術映像記録を実現する手術映像システムです。

手術室映像システムSURGE ONEv2では、院内での使用を想定したセキュリティ機能を映像システムに組み込んでいます。IDとパスワードでシステムへログインすることで、管理者は映像システム上で誰がどの手術映像データを閲覧できるかを確認することが可能です。また手術室映像システムでは、担当医や研修医、あるいは診療科ごとに閲覧できる映像データを制限することできます。手術室映像システムSURGE ONEv2は、映像システムに蓄積された映像データの使用についても担当者ごとに使用範囲を定めるといった細かなセキュリティ機能を搭載する手術映像システムです。