消化器内視鏡に特化した
内視鏡イメージレコーダーの強み
現在でも一部の医療施設で放送業務用もしくは家庭用などのビデオレコーダーが使用されているのを見かけます。ティアックの内視鏡イメージレコーダーMV-1は、ティアックがこれまで長年に渡り開発·製造してきた経験と知識を活かし、消化器内視鏡の記録に特化しているため、他のビデオレコーダーには無い特長が多く備わっています。
シャッター連動機能
消化器内視鏡検査で記録される画像は、検査時に消化管内の健康状態を記録する静止画が主です。MV-1は、内視鏡を扱う医師がより確実に自身のタイミングで記録を残せるよう、内視鏡のシャッターとMV-1がキャプチャーするタイミングを同期させる「シャッター連動機能」を備えています。今までのビデオレコーダーで発生してしまう内視鏡シャッターと画像を記録するタイミングのズレを、限りなくゼロにします。
院内システムとの連携
病院を始め多くの医療施設では、消化器内視鏡システムや画像ファイリングシステムおよび電子カルテ、洗浄管理システムなど、様々なシステムが日々稼働しています。消化器内視鏡検査においてレコーダーは、単に画像の記録だけでなく、他のシステムと画像を共有するためのネットワークゲートウェイになることも大きな役割の一つです。MV-1ではそれら関連システムと連携し、情報共有を簡略化することで、医療施設運営の効率化に寄与しています。
動画記録(ESD記録)
消化器内視鏡は技術の発展に伴い、今では患部を切除することが可能になりました。その活用領域は検査から治療へと拡大しています。それに伴い、処置全体の様子を保存するために動画記録のニーズも徐々に高まっています。MV-1は、従来機からの標準で静止画記録に加え、動画記録にも対応しています。ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)などの処置全体を動画で記録しつつ、高レスポンスの静止画記録機能で、消化器内視鏡検査·処置の記録に最適な仕様を備えています。