特長

4K映像記録(4Kカメラ対応)

より鮮明な映像から、より詳細な患部の状態を術後も確認することができます。60フレームのスムーズな映像は的確な鉗子の動きと洗練された手技の流れを再現します。

4K画像記録可能(4Kカメラ対応)

3D映像記録(フルHD~4K)

手術映像をより現実に近い形で体験いただくために、3D映像記録に対応しました。
Side-by-Side / Top and Bottom / Line-by-Line / サイマル、いずれの3D方式の映像入力にも対応し、Top and Bottom / Side-by-Sideで記録します。手技や術野のより正確な過程を臨場感のある3Dの映像で記録します。3Dの臨場感をフルHDから最大4Kの高解像度で実現します。3D録画時に同映像の2Dを同時録画する機能も搭載します。

※Side-by-Side / Top and Bottom / Line-by-Line 選択時。
1ch入力設定時のみ有効です。4K入力時は同解像度に合わせてDCI2KまたはフルHDになります。

3D画像記録可能(フルHD~4K)

2台のカメラ映像を同時に記録

手術室では常に1台のカメラのみが稼働しているわけではありません。UR-NEXT 4Kは必要な時に必要なアングルからの映像記録をサポートします。
術野と術場の両方を同時に確認・記録することで、術者の視野を広げます。
さらに2ch同時記録時でも最大4K(4096x2160)映像記録に対応します。つまり、2つのカメラの4K映像を同時に記録することが可能になりました。HDカメラ映像の場合、2ch双方の映像を60fpsでの記録が可能です。

※Angio装置のバイプレーン機能による2方向から撮影した映像記録や、ERCP検査などの内視鏡とX線TVなどの2つの映像を使用した施術・検査で活用いただけます。
※2chの入力時は4K30pまで。

表示方式は、2パターンに対応

PIP (ピクチャー・イン・ピクチャー)

PIP (ピクチャー・イン・ピクチャー)

PBP (ピクチャー・バイ・ピクチャー)

PBP (ピクチャー・バイ・ピクチャー)

HDMI対応、SDI対応の2機種をラインアップ

鮮明に見えるHDMI®を搭載したUR-NEXT4KHと、SDIの4入力端子(12G-SDI×1、6G-SDI×1、3G-SDI×2)を搭載したUR-NEXT4KSの2機種をラインアップしました。12G-SDIが1つのモダリティから3G-SDI×4入力のモダリティまで幅広く対応します。

HDMI model : UR-NEXT4KH
HDMI model : UR-NEXT4KH
SDI model : UR-NEXT4KS
SDI model : UR-NEXT4KS

7インチのLCDタッチパネル搭載

7インチのIPS LCDの採用により、高精細、広視野角を実現しました。より大きく、見やすくなった7インチLCDタッチパネルを搭載し、入力されているカメラ映像を術者がより確認しやすくなりました。2つの映像ソースを横に並べて見ることができます。

7インチのLCDタッチパネル搭載

直感的な操作

7インチのタッチパネルまたはジョグダイヤルで設定変更が可能でレコーダー本体だけで操作ができます。記録は本体のボタンのみならず、付属のIRリモコンでレコーダーから離れた場所からでも操作可能です。また、外部タッチパネルにも対応しており、設置位置を気にせず運用が可能です。(動作確認済みタッチパネルについては、付属品項をご参照ください。)

操作性を高めるジョグダイヤル

2TBの内蔵HDDを搭載

より鮮明で高解像度の映像記録をより快適に行っていただくため、4K60fpsの大容量記録にあわせて2TBの内蔵HDDを搭載しています。HD高解像度記録では、最大880時間の記録が可能です。4K記録時でも最大145時間の記録が可能になります。

2TBの内蔵HDDを搭載

H.265の圧縮方式に対応

H.265の圧縮方式に対応

H.265およびH.264の圧縮方式に対応します。
H.265で映像を記録することで、データ圧縮率を高めました。高ビットレートの映像データも、UR-NEXT 4Kで記録をすればファイルサイズを小さくして保存することができます。4Kで記録されたより鮮やかな映像データ、また長時間記録した映像データもファイルサイズを小さくすることで、より扱いやすくすることが可能です。
※H.265で記録したファイルを再生するためには対応したプレイヤーが必要になります。

Wi-Fi®でのワイヤレス転送

ティアックの医用画像記録製品としては初めて、Wi-Fi®(Wi-Fi®5対応)での情報転送に対応しました。
これまでLANケーブルで接続した場合のみ可能であった画像転送がWi-Fi®(Wi-Fi®5対応)を使用したワイヤレスでの転送も可能になりました。接続先のPCとケーブル接続作業をすることなく、Wi-Fi®(Wi-Fi®5対応)をつなげるだけでUSBデバイスへの記録と同時にUR-NEXT 4Kから他のPCへ記録した画像を転送することができます。

Wi-Fiでワイヤレス転送

拡張性を高めたネットワーク通信

拡張性を高めたネットワーク通信

UR-NEXT 4Kは、システムとしての運用も想定した高い拡張性を備えています。
SMB2/SMB3、これら各種ネットワーク通信に対応。スタンドアロンレコーダーとしての機能を高めただけでなく、優れたシステムインテグレート性能を実現しました。また、SURGE ONE v2と接続することで、記録した映像の管理の利便性を高めることが可能です。

多様な記録メディア

光学ディスクドライブにも対応しました。オプションの外付USBドライブをUR-NEXT 4Kに接続することでブルーレイディスクTM、DVDといった光学メディアに記録した映像を書き込むことが可能になります。もちろんUSBメモリーや外付けUSBハードディスクにも記録可能です。

多様な記録メディア

※Wi-Fi®はWi-Fi Alliance.の商標です。