主な機能のご紹介
画像読み取り
MVシリーズで記録した静止画と動画を取り込みます。
PCのハードディスク内にアーカイブメディア(仮想的なメディア)を作成し、そこに"オフライン取り込み"(SDカードなどのメディアを取り込み)と、"オンライン取り込み"(ネットワーク転送による取り込み) により画像データを取り込むことで、まるで1つのメディアのように取り扱うことができ、検査画像の管理と閲覧をより簡単に実現します。
絞り込み(検索)
簡易モード
患者ID、または日付から検査リストに表示する検査を絞り込みます。数ある検査の中から必要なものだけを表示することが可能です。
詳細モード
消化器内視鏡や超音波装置、眼底カメラ画像等を一緒に運用している場合に最適なモードです。画像を取込んだ後、"検査種別"や"検査メモ"など細かな情報を入力する場合は、これらで瞬時に検査リストを絞り込むことができます。
- 指定できる検索条件
- 患者ID・日付・患者名・担当者・検査種別・実施者・検査場所・受付番号・部位・メディア・処置・検査メモ
検査リスト
検査一覧リストを表示し、簡単に表示順序を切り替えることができます。
検査もしくは検査内画像ファイルを選択することでプレビューウィンドウを表示し、ドラック&ドロップで他のフォルダーなどにファイルをコピーできます。
検査リスト・検査内画像リストはコピーすることでExcelに貼りつけることができ、画像データと患者情報の共有が可能です。
プレビュー
サムネイル表示
画像一覧をサムネイル表示します。表示する画像は、単一表示の1×1から16×16の間で自由に変更可能です。
単一表示
2×2表示
4×4表示
画像拡大/縮小
SHIFTキーを押しながらマウスホイールを回転すると、画像を拡大/縮小することができます。キーボードの「+」「-」でも操作可能です。
整列表示
整列ボタンをクリックすると、検査リストとプレビュー画面を同時に表示することが可能です。
簡易絞込みモード
詳細絞込みモード
印刷
GT PLUSには、保存している検査画像を自由にレイアウトして印刷する機能があります。単一画像の印刷はもちろん、数ある画像から必要なものだけを選択し印刷することも、複数の検査を一度に印刷することもできます。一つの画像の特定の部分だけを拡大し、その部分だけの印刷も、さらには印刷時の色合いの調節も可能です。
必要に応じて印刷したい画像の検査情報や患者情報、検査や患者さんに応じたメモも追加して印刷することもできます。一度GT PLUSで使用したプリンターを記憶するので、面倒な再設定も不要です。
検査比較
GT PLUSでは、保存している同一患者の検査画像の中から古い検査画像と新しい検査画像とを左右に表示し、これまでの治療の経過観察に利用できます。検査画像の比較は最大で4つまで一つの画面に並べることができ、治療のより細かな経過観察を行うことが可能です。
2検査表示
3検査表示
4検査表示
動画簡単編集
GT PLUSは、画像の管理・ビューワー機能だけでなく、数十分あるいは数時間に及ぶ検査動画から重要な部分だけを短い動画として、また静止画として切り出すなどの編集機能があります。学会での発表等で患者様の個人情報を露出させないための部分マスク機能を使えば、簡易的に発表資料を作成することも可能です。
検査書き出し
GT PLUSで管理している全ての検査画像は、DVDやUSBメモリーなどの記録メディアもしくはPC内の他のフォルダへ書き出すことかができます。一般的なブラウザでもご覧いただける様に汎用的なフォーマットでデータを書き出すことも可能です。GT PLUSでまとめたデータを学会発表など様々なシチュエーションでご活用下さい。
ブラウザ表示用フォーマットで書き出し
Microsoft Internet Explorer やGoogle Chrome、Apple Safariなどインターネットブラウザでご覧になる方向け。
GT PLUSなどTEAC製品のビューワーを持っていない方でも気軽に検査画像を閲覧できるモード。こちらのモードを選択することにより検査データをGT PLUSからインターネットブラウザで表示可能な形式で書き出すことができ、書き出した検査画像をどのPCでも特別なソフトの必要なくご覧いただくことができます。
フォルダ階層を作成して書き出し
医師会等に検査画像を提出される方向け。
検査データを書き出した際のフォルダー階層を(患者名/患者ID/日付などで)自動で振り分けてUSBメモリーやDVDなどの記録メディアに書き出すモードです。各階層のフォルダ名やファイル名をカスタマイズできます。検査画像を提出する際にフォルダーの区分が指定されている場合に活用できます。
アーカイブメディア書き出し
データを渡した先でもGT PLUSでご覧になる方向け。
このモードでは、選択した検査画像をUSBメモリーやSDカードなどの外部メディアに直接書き込みができ、他のPCのGT PLUSを使用して検査画像を共有することができます。
ViewFile転送フォーマットで書き出し
他社製システムで画像を閲覧する方や、Image Dispach Service を使用してDICOM変換を行う方向け。
このモードは、他社製のビューワーなどのシステムを使用して検査画像をご覧になる場合、またTEAC製DICOM変換ソフトImage Dispach Serviceを使用して検査画像をDICOM変換を行う場合にご利用いただけます。尚、GT PLUSと互換性のある他社製システムでのみ閲覧が可能です。 互換性のあるシステムについてはこちら »
ファイル書き出し
閲覧の方法にこだわらず、画像を別ファイルに書き出したい方向け。
フォルダへのドラッグ&ドロップ、またはフォルダーの指定によってGT PLUSで管理している検査画像を別のフォルダーへ書き出すことができます。ドラッグ&ドロップは、閲覧画面から行うことが可能です。
画像記録 ※GT PLUS 独自機能
GT PLUS では、USBで接続されたカメラから映像を読み取り、GT PLUS自身で動画と静止画を記録することが可能です。
画像取り込み ※GT PLUS 独自機能
GT PLUS では、TEAC製品以外の装置で撮影・記録した画像であっても管理することが可能です。デジタルカメラなどで撮影した画像データに検査情報やメモを追加して管理することができます。